初めての施設選び
高齢者住宅の用語集
「な」から始まる用語
- ナースコール [ なーすこーる ]
- 病院の病室などに設置される、看護師と連絡をとるための装置。
- 軟食(ソフト食) [ なんしょく ]
- 歯がない高齢者や、嚥下(えんげ)機能の障害を持つ人に対して、舌で食物を押しつぶせるような硬さに調理した介護食の食事形態のひとつ。
「に」から始まる用語
- 入居一時金 [ にゅうきょいちじきん ]
- 入居する際に必要な費用のことで、入居後、一定期間で償却され、償却前に退去、死亡した場合には、一定額が返還されます。
- 入居者基金制度 [ にゅうしゃききんせいど ]
- 全国有料老人ホーム協会が、万一、協会に加盟する事業主体の倒産等で入居が困難となった場合に、入居者に対し保証金が基金から支払われる制度。具体的には、有料老人ホームの基金への加入に基づき、ホーム設置者(事業主体)が入居者1人当たり20万円を拠出することにより、万一事業主体の倒産等により、入居者の全てが退去せざるを得なくなり、かつ入居者から入居契約が解除された場合、入居者に対し1人当たり500万円の保証金が基金から支払われる。
- 入浴に関する介護 [ にゅうよくにかんするかいご ]
- 入浴の準備、入浴後の後片付け、洗髪の介護、洗身の介護、手足を洗う介護、足浴の介護、部分浴(陰部など)の介護など。
- 尿バルーン[にょうばるーん]
- 病気や障がいで自然排尿ができない場合に、ゴムかシリコン製のカテーテル(管)を尿道から膀胱に挿入して尿を排出させることがあります。この管のことを『尿バルーンカテーテル』といいます。
- 認知症[にんちしょう]
- 一旦発達した知能が何らかの原因により脳が破壊され、再び持続的に低下した状態であり、病気あるいは脳の神経細胞の障害のことをいいます。
- 認知障害 [ にんちしょうがい ]
- 失語、失認、失行、実行、機能障害であり、進行し長期間の経過をもつと規定されています。
「の」から始まる用語
- 脳血管疾患【のうけっかんしっかん】
- 脳の血管がつまったり、破れたりして起こります。たとえ命を取り留めても障害が残り、日常生活に不自由をきたしている人が多い疾患です。脳血管疾患は(1)脳梗塞、(2)脳出血などに分類されます。
(1)脳梗塞
脳の血管が血栓(血の塊)によってつまり、そこから先へ酸素や栄養が供給されなくなり、脳の組織が破壊されてしまう病気です。脳の血管が動脈硬化を起こして細くなり、血流が途絶える場合を脳血栓といい、心臓や頚部の動脈でできた血栓がはがれて、脳の血管につまる場合を脳塞栓といいます。脳血栓は、主に高齢者に起こり、知覚障害、運動障害、意識障害などが徐々に進行します。脳塞栓は、突然に半身の麻痺や痙攣によって始まることが多いといわれています。
(2)脳出血
脳の血管が、動脈硬化によってもろくなっているときに血圧が高くなると動脈が急に破れて脳の中で出血が起こります。脳出血は多くの場合、突然意識を失って倒れ、深い昏睡に陥り半身麻痺を起こします。
- 能力障害 [ のうりょくしょうがい ]
- 日常生活を遂行する能力(歩く、食事をとる、着脱、顔を洗う、など)が制限されたり低下することです。