初めての施設選び
高齢者住宅の用語集
「は」から始まる用語
- 肺炎 [ はいえん ]
- 肺実質に炎症のあるものをいい、肺間質に病変のあるものは間質性肺炎または肺臓炎pneumonitisという。
- 排泄 [ はいせつ ]
- 生物が、物質代謝の結果生じた不用物を対外に放出することです。
- 排泄に関する介護 [ はいせつにかんするかいご ]
- ポータブル便器を利用しての排泄介護、おむつの交換、便器や尿器使用時の介護、便器や尿器の後始末、陰部や臀部の清拭など。
- 配食サービス [ はいしょくさーびす ]
- 65歳以上の単身世帯、高齢者のみの世帯及びこれに準ずる世帯に属する高齢者ならびに身体障害者であって、老衰、心身の障害及び難病等の理由により食事の調理が困難な者に対し、定期的に居宅を訪問して栄養のバランスの取れた食事を調理し提供することです。
- 梅毒 [ ばいどく ]
- スピロヘータ(細菌)の一種である梅毒トレポネーマ(病原菌)の感染によって生じる性感染症です。
- バイタルサイン(生命兆候) [ ばいたるさいん(せいめいちょうこう) ]
- 患者の状態を把握するための重要な指標。体温、脈拍、呼吸、意識、血圧を指す。
- パーキンソン病[ぱーきんそんびょう]
- 脳で作られる神経伝達物質の一つであるドーパミンが減少して、神経同士の伝達がうまくできないために起こると言われていますが、はっきりとした原因が分っていないために治療法も確立されていない病気です。パーキンソン病は高年齢者に多く、約1000人に1人の割合でかかる病気です。パーキンソン病の症状は、手足、体の震えにはじまり、歩行が小幅でゆっくりになったりするなど、体の動きが遅く鈍くなるのが特徴的なので「年のせいかな」と思うことがよくありますが、単なる老化とは異なり、徐々に筋肉がこわばって、体の自由が利かなくなってゆきます。薬物療法が基本になりますが、症状の進行を遅らせることはできても、進行を止めることはできません。
- バックアップ施設 [ ばっくあっぷしせつ ]
- 該当の事業所と協力関係にあり、必要な際に必要な支援を行ってくれる施設です。
夜間など十分な従業員を配置できない場合でも、バックアップ施設との協力によって安心した生活環境を整えることが出来ます。
- 半盲 [ はんもう ]
- 片方の目が見えないことです。
「ひ」から始まる用語
- 鼻腔経管[びくうけいかん]
- 何らかの理由で口から食べること(『経口摂取』といいます)ができない、又は口から食べることが難しい場合、鼻から消化管にチューブを挿入して流動食を投与して、栄養を摂取する場合があります。これを『経管栄養』、又は『経鼻栄養』といいます。
- 病床療養 [ びょうしょうりょうよう ]
- 長期の療養が必要で入院が可能な施設です。
「ふ」から始まる用語
- 福祉機器 [ ふくしきき ]
- 身体機能に損傷を受けた障害者や、機能に衰えが見られる高齢者が使用する用具・器具又は技術的なシステムで、特に身体の損傷・能力の障害・社会的不利などを予防・補償・軽減または解消するために作られたものです。また、既成のものでそのように使用される用具や機器を指すこともあります。
- 福祉用具貸与 [ ふくしようぐたいよ ]
- 貸与サービスでは、介護用ベッドや車いすなどの介護用品を借りる事ができます。
- 福祉用具法 [ ふくしようぐほう ]
- 心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障のある高齢者や心身障害者の自立の促進及びこれらの者の介護を行う者の負担を軽減するため、福祉用具の研究開発・普及を促進することを目的とした法律。
- ブドウ球菌感染症(MRSA) [ ぶどうきゅうきんかんせんしょう ]
- メチシリンに耐性を獲得した黄色ブドウ球菌(体表などにもしばしば認められる細菌で、肺炎や食中毒等の原因になる)のことを言います。抗生物質のメチリシンが有効とされています。しかし、医療機関など抗生物質が多く使われる環境下ではメチリシンをはじめ、幾つかの抗生物質が効力を発揮しないことがあり、高齢者感染が発生すると肺炎等を発生させ重篤な状態となります。
「へ」から始まる用語
- ペースト食[ぺーすとしょく]
- 肉や野菜などをすりつぶし、咀嚼(そしゃく)、吸収しやすいように工夫した食事のことをいいます。
- ペースメーカー[ぺーすめーかー]
- ペースメーカー(心臓ペースメーカー)は、不整脈など心臓の収縮に問題がある場合に、心臓に電気刺激を与えて心臓に必要な収縮を発生させる装置です。緊急時に使われるものもありますが、施設等で想定しているのは、体内に埋め込んで生涯使用するタイプの永久型が一般的です。ペースメーカーを埋め込んで数ヶ月以上経過していて、状態が安定していれば、日常生活にはほとんど支障がないといわれています。
- 閉塞性動脈硬化症[へいそくせいどうみゃくこうかしょう]
- 動脈硬化が原因で、四肢(主に下肢)の血流障害を来すものを閉塞性動脈硬化症といいます。閉塞性動脈硬化症のある人は、下肢の動脈だけでなく、全身の血管にも動脈硬化を来している場合が少なくありません。初期の症状は、下肢の冷感やしびれです。進行すると、ある一定の距離を歩くとふくらはぎや太ももが重くなってきたり、痛みを感じるようになります。ひと休みするとおさまり、再び歩くことができます(間欠性跛行(かんけつせいはこう))。さらに、安静時にも痛みが現れるようになり、靴ずれなどがきっかけで足に潰瘍ができ、時には壊死(えし)に至ります。
- 変形性関節症[へんけいせいかんせつしょう]
- 骨と骨との間にあって、クッションの役割や滑らかな動きを可能にしている組織が軟骨です。変形性関節症では、その軟骨がすり減って、滑らかな動きができなくなり、大きな摩擦を生じるようになります。この状態では、壊れた軟骨などの組織のかけらによって関節の内側にある滑膜に炎症が起こったり、ときには水(関節液)が溜まって、腫れ上がることもあります。変形性関節症は、関節に痛みや腫れが起こる病気です。この病気では骨にも影響が及びます。軟骨の下の骨が硬くなったり、骨棘(こつきょく)という突起ができたりして、関節の変形が起こります。さらにこの状態を放置していると、関節の動きが悪くなることもあります。変形性関節症は全身のあらゆる関節に起こります。そのなかでも、とくに症状を起こすと日常生活が不自由になりやすいのは、からだを支え体重の負荷がかかっている膝(ひざ)、股(また)の関節、背骨の腰の部分(脊椎)などです。それぞれ、変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう、へんけいせいひざかんせつしょう)、変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)、変形性脊椎症(へんけいせいせきついしょう)と呼ばれています。
- 便失禁 [ べんしっきん]
- 排便のコントロールを失い、何かのはずみに便を漏らしてしまうことです。下痢の発作の際の一時的なものや、あるいは直腸に便が硬く詰まった状態(宿便)になるなどして起こります。
「ほ」から始まる用語
- 訪問介護 [ ほうもんかいご ]
- ホームヘルパーさんが来てくれて、家事の手助け、食事、排泄のお世話をしてくれます。
- 訪問リハビリ [ ほうもんりはびり ]
- 身体機能を回復させるリハビリを自宅で受けられるサービスです
- 訪問看護 [ ほうもんかんご ]
- 看護師さんが自宅に来てくれて、医療・介護サービスを受けられます
- 訪問入浴 [ ほうもんにゅうよく ]
- 専門スタッフと入浴車が来てくれて、自宅で入浴ができるサービスです
- 保全措置 [ ほぜんそち ]
- 支払った料金を保障するしくみの事。保全措置があれば、入居時に支払う一時金等について施設が倒産した場合にも、一定の返金が保証されます。
- 補装具 [ ほそうぐ ]
- 身体障害者の身体の一部の欠損または機能の障害を補い、日常生活や職業生活をしやすくするために用いられる器具の総称です。
- ボタンエイド [ ぼたんえいど ]
- リュウマチや脳性麻痺など、指先の動作が困難な方が、衣類を着たりするときに使用するボタンかけを可能にする自助具のことです。
- 補聴器対応電話 [ ほちょうきたいおうでんわ ]
- 聴覚障害者用に開発された、電話音量を磁波に変え補聴器(時期誘導コイル内蔵のもの等)に伝えます。